原子炉用ジルコニウム合金製燃料被覆管については核燃料の高性能化に対応した取り組みが進められています。事業としては、近年の低い原子炉稼働率、新規プラント建設減少による初装荷燃料の減少、燃料の高燃焼度化による取り替え燃料の減少傾向が続き、全体的に低い水準が続いていましたが、2006年の新潟県中越沖地震で...
原子炉用ジルコニウム合金製燃料被覆管については核燃料の高性能化に対応した取り組みが進められています。事業としては、近年の低い原子炉稼働率、新規プラント建設減少による初装荷燃料の減少、燃料の高燃焼度化による取り替え燃料の減少傾向が続き、全体的に低い水準が続いていましたが、2006年の新潟県中越沖地震で稼動停止した柏崎・刈羽原子力発電の一部が再稼働し、沸騰水型燃料需要は、徐々に回復する兆しもありました。しかし、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とそれに続く大津波による福島第一原子力発電所の事故により、今後しばらくは厳しい事業運営を迫られる状況となっています。
・ASTM(American Society for Testing and Materials)のB10委員会に継続して加盟し、5月18日~20日アメリカ サウスカロライナ州ヒルトンヘッド島で開催された同委員会に参加し、情報を収集しました。 ・ジルコニウム関係JIS規格について、改正・廃止等を検討するとともに、JIS H4751「ジルコニウム...
・ASTM(American Society for Testing and Materials)のB10委員会に継続して加盟し、5月18日~20日アメリカ サウスカロライナ州ヒルトンヘッド島で開催された同委員会に参加し、情報を収集しました。
・ジルコニウム関係JIS規格について、改正・廃止等を検討するとともに、JIS H4751「ジルコニウム合金管」のJIS改正に取り組み、5月20日付で改正JIS規格が発行されました。
・協会ホームページで部会活動、業界動向等の情報を広く発信するための議論を行い、発信内容を検討しました。